●学校や幼稚園に、日本人がいないと一人ぼっちになりそうだ。
● かといって日本人が多いとツルんで英語を覚えなさそう。
● いじめなど、日本人の同士のトラブルが心配。
これ、本当に駐在の永遠のテーマですよね。。。
本当にどちらにもメリットがデメリットがあって、本当に皆さん迷いに迷っています。。。
在米の日本人の方と、相談に相談を重ねた結果、出た結論は。。。
結論 = やってみないと分からない!
。。。です!
運の要素がとても強い & 子供の性格やたまたま同じ学校に居合わせた子との相性なども関わってきます。
よって一概には言えないと言うことが分かりました。
しかしそれだと身も蓋もありませんので、
皆さんが納得の上で最初の学校選択ができるように、整理をしてみました。
日本人多い少ない問題のメリット&デメリット(比較検討用)
●日本人の駐在家庭にとって役立つ情報であふれている。
帰国子女受験対策ができる現地の日系塾 & お稽古ごと。
日本食が手に入りやすいスーパーなどの情報が直ぐに貰えます‼
● 何かあった時に助けて貰えやすい。
現地小学校でのオープンスクール等で、保護者のみで参加しないといけない時がある。
その際、下の子を預け合うことが出来る。
●人種差別や英語の問題で心が折れそうになったときに、日本人同士で癒しあえる。
『やっぱり日本人の友達って必要だな~』と、思う瞬間ってありますよね。。。
●日本の子供に、我が子の通訳を頼める。
これはデメリットともなり得ます。(後述します。)
●自分の子供が英語に慣れてきた頃、新しく来た子の通訳を頼まれる。
結果、仲良くなれたアメリカ人の友達が離れていってしまう。
助け合いとはわかっていても、複雑な気持ちになります。
●日本人同士でつるんで、日本語で先生や友達の悪口を大声で言う。
娘が通っていた学校では、一部の男子が校長先生に対して『F〇 〇 k you! 』と言ってみたり、中指を立てていました…
言葉のわからない国に連れてこられてストレスが溜まっていたのでしょう。
彼らなりのストレス解消だったんだろうと思います。
しかし、日本人全体が悪い印象を持たれてしまうのでほんとにやめてほしかったです。
●日本人同士でのいじめ
現地で他に人間関係がないため、親は子供の人間関係に依存してしまいます。
子供が仲良くなったのをきっかけに、親同士も仲良くなりがちです。
そして一旦子供が喧嘩してしまうと、親もそれに加担してしまい、結果家族ぐるみでぐちゃぐちゃになってしまいます。
一線引くのが大事なのですが海外だとこれが中々難しいところです。。。。
●子供が日本語を話さなくなる。
日本に対して興味が薄れ、日本語も嫌いになり、国語の成績も落ちる。
そして帰国後、英語以外の全教科が最悪になってしまう。。。
↑これ、ちなみにうちの長女です。
●少人数のアジア系同士で自信なさげに固まってしまう。
ある友人の話です。
子供に英語習得のために敢えて白人が多いエリアに住み、そこの小学校に行かせました。
お子さんはそこでフィリピン人の友達と仲良くなりました。
アジアの顔同士って親近感が沸くんですよね。
お母さんは学校に行く度に、大きな白人のグループ&片隅の数人のアジア人グループの中にひっそりといる我が子を見て…
胸が締め付けられる気持ちになる…
と言っていましたね。。。
●親も心のモヤモヤを誰かに気軽に相談することもできない。
周りに日本人がいないため、日本語に飢えてしまう。
たまにスーパーとかで日本人に会うと思いっきり日本語をまくしたててしまったりする。
●子供が緊張状態で、学校生活を楽しめない。
これは下記に我が家の事例を載せてみました。。。。(´;ω;`)ウッ…
日本人が多い学校に一票! ー 理由
実は私も、かつては日本人が多いデメリットの方を強く意識していました。
アメリカに来たばかりの時、息子をわざと日本人の少ない幼稚園に行かせたんです…
そしてそこに長時間居れば居るほど英語が身に付くと思い、
朝の9時から6時までフルタイムで行かせてしまっていました。
お迎えに行った時、
今日は楽しかった?
う…うん、た…楽しかった…よ。
あ、あれ? 声がかすれてる?。。。
預けられていた9時間中、一言も声を発していなかった?
その幼稚園、待遇が悪いみたいで、先生がいつもイラついていました。。。
長時間労働の割に給料が良くなかったようです。
ブラックフライデーのショッピング向け等に
『祝日の臨時託児サービス!』などをよくやっていました。
忙しいアメリカ人のライフスタイルに、迎合している幼稚園でしたね。
3ヶ月ぐらいその幼稚園に通わせていましたが、あまりにも息子が不憫になったので、転園をさせることにしました。
次の幼稚園は日本人がものすごく大勢いる幼稚園です‼︎
駐在で来たての、日本人の幼稚園児がいっぱいいました!
息子は転園初日から大きな声で、早速楽しそうに遊んでおりました。
もちろん日本語で。。。
でももう、日本語だの英語だのにこだわらない!
子供が楽しく通ってくれるのが一番!
その幼稚園はアメリカにしては珍しく夕方4時頃に閉園していました。
先生達も身体的にも精神的にも楽なようでした。
雰囲気がおおらかでゆったりした先生が多かったです。
噂では給料も良いみたいでした。
確かにそこは、アメリカのフルでバリバリ働いてるお母さん向けではない幼稚園でした。
が、日本人の駐在家庭にとってはそれぐらいでちょうどいいんですよね。。。
ビザの関係で専業主婦せざるを得ない人も多いですから。
子供にとっても、心地よい疲れを感じぐらいの最適な時間の長さだったようです。
日本人に選ばれる幼稚園は、結局日本人が望むスタイルに合致しているんだなぁ。。。
変に英語でこだわるんじゃなかった!
息子は9か月ほどの間、日本人だけと固まって遊んでいました。
しかし学年が上がって、クラス替えと同時に、急にアメリカ人の友達とも遊ぶようになりました。
周りに英語があると言う環境にようやく慣れたようです。
早く子供に英語を英語を覚えさせなきゃ!
…と、ものすごく焦っておられる駐在のお母さんも多いです。
わかりますよ…。私も当初とってもそんな気持ちでした…
心配ご無用。どうせほっといても子供は吸収します!
そのうち直ぐに日本語の方を心配しなきゃいけなくなります。
子供の吸収力は凄い!
&、生きてきた時間が短い分、先入観もないから順応性が高いです!
英語ベラベラ喋り出すには、まずは最低でも半年は待ってあげてください。
幼稚園&小学校の間は、日本人がいっぱいいる学校でもOK!
まずは楽しく通える事を、優先させればいいと、個人の経験から思いました。
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