海外長期滞在者の旅行先は奈良がオススメ!

東大寺の前にいる鹿

●海外在住歴も長くなって、子供たちが日本のことを忘れがちだ。

●日本に対する愛着も失せて、特に日本史の勉強に影響が出てきている。

●海外に住む日本人として、アイデンティティー•クライシスが起きないか心配だ。

お子さんを海外に長く住まわせている方、こんなことでお悩みではないでしょうか?

私も、移住した最初の頃は

筆者
筆者

やった!子供たちに英語を勉強させられる!

…と、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

しかし徐々に、子供たちが日本人としての自覚を失いつつあることに危機感を感じ始めました。

息子
息子

I’m American!,

I hate Japanese!!

でしたら日本への一時帰国時の旅行先は、奈良をお勧めします!

海外に住みだすと、日本について話さなければいけない。

外国に住みだしてから逆に、日本史に興味がわくようになったんです。

というのも、外国人の友達にめちゃくちゃ日本のことについて尋ねられるから…

アメリカ人の<br>友人
アメリカ人の
友人

なんで日本人は宗教を2つ信仰してるんだ?

なんで山や川や木に、神が宿ると思ってるんだ?

私も以前は、理由をパッと答えられなかったです。

筆者
筆者

英語を話すのならば、日本史は勉強しとかないとダメだ…

アメリカ人が私たちに、アメリカの歴史について聞いてくるわけないです。

聞くなら、日本のことについてです。

どれだけアメリカ人に、6世紀の仏教伝来について説明させられたやら…。

日本を脱出してから、逆に日本史にめちゃくちゃ詳しくなってしまいました。。。

お子さんには英語と同時に、日本について教えなければいけない。

日本人としてのアイデンティティーの確立にもなります。

日本でインターナショナル・スクールに通っているお子さんは、

日本に住んでる日本人なのに英語喋っている。
そんな自分とは一体何者なのか?

…と言う、アイデンティティー・クライシスに陥るらしいです。

英語を学ぶと言う事は素晴らしいんですよ。

しかし、なんちゃって外国人を目指してはいけません。

目指すべきは英語を使える日本人です。

奈良がオススメな理由

奈良は、まず大仏がでかい‼︎

強烈なインパクトを子供の心に与えます。

後はやっぱり鹿ですね。 

筆者
筆者

鹿があんなに街中に居て寄ってくると言う体験は、

子供心に強烈なものがあります。

私もよく鹿🦌に追いかけられて、泣き喚きながら親の体をよじ登ったものです。。。あの時は必死でしたが、今となってみれば微笑ましい思い出だったりします。

自分の子供たちにもあれを追体験させてやりたいナァ〜、なんて思い出してきまして……そんなわけで上の子が8歳、下の子が5歳の時に、一時帰国で奈良に行きました。

奈良推しポイント① – 鹿と触れ合う(襲われる?)

そして予定通り、奈良公園へ連れて行き、鹿と遭遇させました。まぁ〜上の子喜ぶ喜ぶ、下の子泣く泣く‼︎鹿に怯えまくりです!

なかなかこんな風に動物に寄ってこられる体験ってないです。

『怖がらなくて大丈夫だよ~』なんて言っちゃいますけど、

子供から見た鹿🦌って、大人から見たら熊ぐらいのサイズですもんね。

『怖がるなとは、そんな理不尽な⁉︎」と、私も子供の時は思っていました(;^_^A

不思議なんですけど、鹿って観光客が鹿せんべい買ってる間は、襲ってこないんですよ。

ちゃんと買い終わるのを待ってるんです。

あと鹿せんべいのスタンドも集団で襲撃したりしないのが不思議でした。

それはルール違反と、鹿なりにわきまえてるんでしょうか?

余談ですが、奈良公園に、学校で遠足に行くと、誰か1人は鹿に弁当に顔突っ込まれて食べられる子がいましたよね?

あと、糞で滑って転んで、服がドロドロになってしまう子とか。

奈良推しポイント② – 大仏を見て興奮。

その後は東大寺の大仏を見に行きました。ただの仏像じゃなくて「でっかい仏像」なので子供も退屈せずに見てくれます。

名物の「柱の穴くぐり」もやってきました。
これは、東大寺の大仏殿の柱に、大仏の鼻の穴の大きさと同じ穴が開いていると言うものです。
これをくぐり抜けると「無病息災」のご利益がある、と言われています。

私たちが行った時は、コロナよりだいぶ前だったので、中国の団体旅行の人たちが大勢いらっしゃいました。

楽しそうにはしゃいで写真撮ってましたね。

気のせいか、東京より関西地方の方が、外国人観光客が多いします。

昔の遺跡とかに興味がある系の人はやはりこちらになるのでしょうか。

まとめ – 関東地方の高校生は修学旅行ででも奈良に行く。

このように普通に京都の神社仏閣にしっぽり行くより、子供は喜ぶとポイントが多いと思いますよ⁉︎これを機に、子供たちが、少しでも日本の歴史に興味を持ってくれればいいな〜。

このときの旅行がよほどインパクトがあったのか、上の娘は、高校生になった今でも奈良県の大ファン⁉︎です。どうも関東地方の高校生たちは、修学旅行で奈良に行く学校が多いようなのですが、ご多分にもれず、娘の高校も、つい先日行ってきました。よほどかつての奈良旅行が楽しかったのか、日本の学校に入学したその日から、修学旅行を強烈に楽しみにしていましたね(⌒-⌒; )。といっても母の願いむなしく、日本史は全然苦手なんですけどね。暗記科目がダメ、とのことらしいです(汗)。

歴史はその国のアイデンティティーですので、英語が得意と言うのであれば、なおさらの事、しっかりやってほしいものです〜。(^^;;

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