●なぜ子供は海外大学を目指すのか?
●親が行かせたくて進学を説得してしまったのか?
●子供が勉強したい事は海外でなければ出来ないものか?
海外大学の進学を考えている子供は、理由をしっかり自問自答しておいた方がよろしいです。
そして卒業後のビジョンもしっかり設計するようにしてください!
【不幸な例①】ーアメリカ・トップ大学だと、ネイティブでもドロップアウト⁉
実際お子さんが行くとなると、大学の授業について行くことや海外での生活は大変です。
親が行かせたいからが理由では現地で子供が苦しむことになる。。。
と高校の先生は注意されていました。
★日本の大学
入ってしまえばゴール!で後は遊びまくれる。
(最近はちょっと変わって来ているかもしれません。)
★ アメリカのトップ大学
課題がめちゃくちゃハード‼︎
現地ネイティブでも授業についていけずにドロップアウトしてしまう子がいます。
特にガリ勉して入ってきたようなアジア系にそれが多いと言う。。。
(東アジア型教育の弊害か?)
ハーバード入るような子は、片手間で入れちゃう位の遊びの部分が無いと、
結局余裕をなくしてしまって中退してしまうのよ~
…と話されていました。
ミーハー心から親が安易に海外トップ大学進学に子供を押し込むのは危険です‼
【不幸な例②】 日本に帰国後、 思い描いていたような職に就けない。
日本企業の採用担当者は、アメリカ・トップ大学以外の大学名をよく知らないことも多いです。
とりあえず英語頑張ってきた子っぽいな!
英語いつか業務で使うかもだしとりあえず採用しとくか!
【不幸な事例】
●ひたすら通訳ばっかりやらされる。(仕事が面白くない&出世も無い)
●配属された部署では英語を使わない。
●社長が海外&英語に憧れていたと理由だけで採用 → 実際は英語を使う業務など一切無い。(これは私が以前いた会社です…騙し討ちですね。) 英語しゃべれる人材を囲うことにファッション性を見出している感じでしょうか?
我が家の理由 ー 『日本が合わない‼』
我が家は子供が帰国子女ではありますが海外大学進学は考えていませんでした。
むしろ『頼りない奴だから海外には行かせない方がいいよな』と思っていました。
しかし…
日本の授業のスタイルが合わない…
私はもっとディスカッションがしたい。
レクチャー(講義)型の授業が苦痛だ。
それって逃げじゃないの?
アメリカに行ってから「やっぱりアメリカの授業も合わない」とか言われても困るよ?
(授業料、高いし!)
別にディスカッション型の授業をやっている日本の大学も探せばあるっしょ⁉
それにさぁ〜アメリカ結構怖いよ?
銃乱射とか。。。
医療費もバカ高いし。
あんたも知ってるでしょうに…。
でも気になったのが、日本に帰ってきてから、娘が『自己否定依存』っぽくなって来ていたことでした。
どうもにも元気が無い。。。
成績も振るわないし「日本の授業スタイルが合わない」のは本当なのかもしれない。。。
そもそも日本そのものが合わないのでは無いだろうか?
このまま日本に居たらどんどん不幸になってしまうのかな。。。
行ってしまうと帰って来ない可能性も視野に入れるべき。
行ってるうちに永住権が欲しくなって、現地の人と学生結婚してしまうかもしれません。
そしてあちらは離婚もスピーディー!
結婚・離婚どころか、未婚の母も普通にいます。
別に悲壮感もなかったですけどね!
現地に慣れてしまうと
何故か日本に帰りたくなくなってしまう。
これは私も身に覚えがあります!
アメリカに行ったきりになってしまうなら、私としてはそれならそれでもOK、とも思っています。
何故なら。。。
日本に未来が無い理由① 自己肯定感が育たない社会
上にも書きましたように、日本に帰ってから娘がだんだん元気が無くなっていくんです。
特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~(※内閣府HPより)
実は親である私も同じ気分に悩まされています。。。
知らない人同士が声をかけ合わない文化?だからかなー。(特に東京)
みんな満員電車であんなに身体が密着しているのに目も合わせず、俯いてスマホいじってます。
経済的に豊かでも、これって幸せなんですかね?
そのくせ日本人って、何であんなに嫉妬心が凄いんでしょうか?
自分より得してたり人生謳歌してる人を許せない人が多くないですか?
(出る杭は打つ文化って言うんでしょうか?)
他人の人生と、自分の人生を別物だと割り切れない人が多い気がします。
後は極度の事なかれ主義。
問題が起こっていても見て見ぬ振りをするところとか。。。
どうしてもっとデモとかやったりして主張したり行動を起こさないんでしょうかね?
表現の自由が保障されているのになぁ。
別に捕まって投獄されるわけでも無いのに何も主張しない。。。。
『主張してもどうせ年取った偉い人に握りつぶされて終わりだし』と絶望しているのか。。。
この国にいると、なんだか無力感がどんどん膨らんで行くんです。。。
日本に未来が無い理由② 一億総活躍により、高齢者が職場に増える
アメリカに居て日本を見ると、やること為すこと余りにも時代遅れに見えるんです。
細かいしょうもな〜い事をかたくなにやり続けてて、変化が怖くてそこから抜け出せ無い。。。
政治家に異常に年寄りが多いのも、原因なんでしょうか。
そして、最近企業が定年を延長したりして高齢者を永〜く雇い続けているのも、
社会の体質が変化できない原因かもしれません。
私が以前いた会社は、役所の天下り&高齢者の受け皿な会社でした。
【高齢者を雇う会社側のメリット】
●お給料が多少安くても働いてくれる。
●長く働いていらっしゃるので業界の人脈を持っている。
【高齢者を雇う会社側のデメリット】
●デジタルに対応できない。
●儒教文化の影響か高齢者が間違った事を言っていても忖度しないといけない。
70歳過ぎの人も多かったためかパソコンそのものが苦手という人も多かったです。
日本って未だにFAX使ってるんですよ。。。
マジ終わってないですか⁉︎
「 メールは受信者がいつ見るか分からないものだからすぐに返事しなくてもOK! 」 と力説している高齢者もいました。
私自身も40代後半で再就職狙ってる身ではあります。
…が‼ 年齢が高いと就活市場で嫌がられるのも、これじゃぁ理解できますね。。。。
海外に行った方が人生をポジティブに生きられる!?
娘の場合は、アメリカの方がなんだか生き生きと生きられそうな気がしました。。。
やっぱり未来に希望を感じて欲しいですよね。
アメリカは怖い国だとは十分に知っています。
流れ弾が飛んで来そうなぐらい治安が悪い場所に住んでいたこともあります。
それでも、あそこに居た時は、私も娘も人生がキラキラと輝いていました。
『自分達の力で世界を変えられる!』と本気で思うことが出来ました。
やはり、娘の夢を応援することにしますよ!
失敗するかもしれないけど、それでも
出来るとこまでやってみよう!
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